クラウドストレージには、機密性の高い企業情報や個人情報などが保存される場合があり、万が一情報漏洩や不正アクセスが起こった場合、深刻な問題を引き起こす可能性があります。
そのため、各企業で重点的に機能を見られていますが、代表的な機能を見ていきましょう。
個人ごとにアクセス権を設定し、閲覧や編集ができるフォルダを個人レベルで管理可能。
部署や役職などに応じて統一のアクセス権の編集が可能。
PC・スマホにIDを紐づけることで、次回以降ログインの認証を行わずにストレージにアクセスが可能。
接続元のIPアドレスを使って利用者を制限する機能。
支社のIPやサテライトオフィスからのアクセスはできないフォルダを作るなどが可能。
通常のパスワード認証に加えて、ワンタイムパスワードの認証を設定し、より堅牢なセキュリティを作ることができる。
複数システムで紐づけて、利用認証を1つにまとめることが可能。
サイトやファイルなどに、特定の条件を満たした人だけがアクセスできるようにし、これを管理者個人に権限を付与すること。
社内内部からのアクセスにもセキュリティをかけ、内部からの情報漏洩を防ぐ。
ランサムウェアとは、感染するとPCに保存されていたファイルを暗号化して開けなくした上で、ファイルを元に戻すことと引き換えに身代金を要求するマルウェア(コンピューターウイルス)のこと。
それらに対し、検出と対応が明記されている。
サーバー自体に災害などの緊急事態における事故が起こった際に複数拠点でデータを保管しているなどのバックアップ対応ができる。
ストレージに格納されている全社員のファイルの管理者閲覧することができる。
利用者のみでなく、管理者も含めすべての操作をログで確認することができる。
規模の大小問わず、多くの企業で重要なセキュリティ機能ですが、例を上げるとすると、
といった企業ではより重要性が増すでしょう。
しかし、セキュリティだけでなく、ファイル共有・ワークスペース機能をはじめ、クラウドストレージ導入には機能面の精査をした上で予算と合うかどうかを確認する必要があります。
当サイトでは、機能面で外せない機能をチェックした上で、貴社の使用想定ユーザー数を入力することで希望する機能を持つ各クラウドストレージの簡易的な見積もりを出しています。
導入に際して参考になさってください。